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白銀色の月光を浴びて、狂ってしまったのは世界?それとも私?

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「受容」の歴史

遅まきながら、明けましておめでとうございます。
みなさんは今年、どんな計画をたてておられますか?

さて、私はとある人からのお誘いで、今年はある音楽家の伝記を翻訳することになりました。もっともこれは、私を誘ってくれた人とのあいだでその伝記を訳そうという同意ができただけで、出版社も何も決まっていない、あくまでも計画段階の話なのですが、なんとか出版社を見つけ、ぶじ公刊にこぎつけたいと思っています。ということで、去年の暮れからずっとその伝記を読んでいるのですが、これがほんとうにおもしろいのですね。なんというか、波瀾万丈という意味でおもしろいのではなく、この時代にこういうことを考えていた人がいて、こんな演奏が行われていたんんだーーという意味でおもしろいのです。ですから、私を誘ってくれた人とは、単なる音楽家の伝記としてではなく、とある文化史としてこの本を紹介しようということで合意しています。出版社もその方向で探すことになると思います。
それともう一つ、去年の12月に行った浄土教団についての研究報告が好評で、今月末、それをもう一度、今度は仏教関係の研究会で報告して欲しいという要請が入っています。これもとてもうれしい話で、ただ報告日まであまり時間がないので、昨年の報告の手直しに追われています。

クラシック音楽の演奏者の伝記と日本の仏教教団の研究、いっけんなんの脈絡もないのですが、私のなかでは、それは音楽や仏教思想が社会のなかにどのように受け容れられていたかという受容の歴史ということで、共通しているという感じですね。つまり、音楽の歴史を考えるときに、ある時代にある作曲家がいてこういう曲が作曲されたというだけでは不十分で、それらの曲がどのように演奏されたか(演奏されなかったか)をみていかないと、ほんとうの意味での音楽の歴史は語れないし、仏教でも、偉い祖師の思想を分析するだけでなく、実際の民衆の信仰、彼らが祖師たちの思想をどのように理解し受け止めたかをみていかないと、信仰の歴史は語れないということです。
とはいえ、実際には雲と泥ほどかけ離れた話題で、参考文献もそれぞれまったく異なりますから、頭の切り替えが大変です。

   *    *    *

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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/01/12(金) 11:30:25|
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共働きと30代,40代の転職

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  1. 2008/09/03(水) 18:11:24 |
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  1. 2007/08/12(日) 10:44:21 |
  2. 歴史が最高によかった

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